研究紹介

高速ブラインド音源分離

事前情報なしに混合音を個々の音に分離する、ブラインド音源分離という信号処理技術を研究しています。近年、独立成分分析(ICA)、独立ベクトル分析(IVA)の高速アルゴリズムを開発し、iPhoneアプリとして実装しました。iPhone4上で、信号長の1/5程度の時間で混合音を分離することができます。
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関連文献

非同期マイクロホンアレー

アレー信号処理においては、複数のマイクロフォンで取得する信号間の微小な時間差(例えば、0.1ms程度)が、音源定位や音源分離の重要な手がかりになっています。そのため、各チャンネルが同期していることが必要不可欠でした。一方、我々の身の周りには、様々な録音機能をもつ機器(PC, スマートフォン、ICレコーダー、ビデオカメラなど)があります。こうした同期していない機器でアレー信号処理を行うための新しい信号処理技術を研究しています。例えば、会議の参加者が各自のスマートフォンで会議を録音し、会議後にクラウドにアップすれば、自動的に信号が同期され、音源分離、音声認識されて議事録がメールで送られてくる、といった応用を目指しています。

     

関連文献

振幅位相スペクトログラムに基づく音響信号符号化・電子透かし

複素スペクトログラムの振幅・位相表現に基づく、新しい音響信号符号化や電子透かしの方式を研究しています。第2回音響電子透かしコンテスト では高品質,高耐性賞を、IIHMSP (International Conference on Intelligent Information Hiding and Multimedia Signal Processing) 2014では Excellent Paper Awardを受賞しました。


関連文献

結晶型マイクロホンアレー

周囲の様々な方向から到来する拡散性雑音は、従来のアレー信号処理技術では抑圧するのが難しい雑音でした。これに対し、対称性の高い「結晶型」という特別なマイクロフォン配置を用いた雑音抑圧法を研究しています。この手法が適用できる対称配置は、数学の群論から導かれます。


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